トレッドミルで歩行中の床反力を計測 | BERTEC
歩行分析のスタンダード、モーションキャプチャに最適
フォースプレートと同じ床反力をトレッドミルで計測
豊富な経験に基づいた提案とサポート
弊社で床反力計測用トレッドミルの提案および納入後のサポートを行うのは、国内で床反力計測トレッドミルの提案および納入後のサポートを延べ20台以上・15年以上の経験を有した熟練者が行います。
弊社からご購入頂いたトレッドミルについてはベルト交換、力変換器の再校正、信号品質を向上を意図した独自の調整など経験と実績に基づいたサポートを提供します。
フォースプレートと同じ測定項目
床反力は歩行分析やランニング分析に於いて、目に見えない力(ちから)の向きと大きさを数値化・可視化する重要な測定項目です。
床反力計測トレッドミルは、フォースプレートと同じ測定項目を連続歩行・走行中に計測することができます。
各社のモーションキャプチャに接続可能
モーションキャプチャと接続してご使用頂けます。国内で国際的に著名な各社のモーションキャプチャとの接続実績があります。
床反力計測トレッドミルの出力はフォースプレートと同じ6成分(Fx,Fy,Fz,Mx,My,Mz)が左右別に出力されるので、これをモーションキャプチャのアナログ入力に接続することでフォースプレートとして認識され、COPやフリーモーメントの項目まで算出されます。
床反力の計測を従来のフォースプレートから床反力計測トレッドミルに変えることで様々なメリットがあります。
ランニングにはシングルベルト・高速モデルを用意
歩行では歩行周期中に左右ともに接地する両脚支持期が存在します。ダブルベルト(スプリットベルト)の構造は左右別に床反力を計測するために分離しています。
走行では左右交互に接地するため、構造を左右で分離させる必要が無いためシングルベルトにて走行中の床反力を計測できます。
歩行と走行の両方が対象になるお客様では、ダブルベルト仕様にてご購入頂きランニングの測定をする場合のみ左右いずれか片側をご使用頂くことで走行中の床反力を計測できます。
フォースプレート内蔵ではなくトレッドミル本体が床反力計
フォースプレートを内蔵したトレッドミルとしてお問い合わせを頂くことがありますが、米国BERTEC社製の床反力計測トレッドミルはトレッドミル本体が床反力計としての機能を有する特殊構造をしており、フォースプレートを内蔵したトレッドミルとは異なります。
ベルト摩擦の影響を受けない床反力を計測するために必要な構造および技術的要件を満たしています。
フォースプレートを内蔵したトレッドミルでは、ベルトとの摩擦により生じたちからを含めて出力された信号を補正することでるちからる補正フォースプレートを内蔵したトレッドミルは、トレッドミルの走行板にあたる部分にフォースプレートを取り付けただけであり、構造は単純ですがベルトの摩擦を
トレッドミルで補正に頼らない純粋な床反力を計測する目的にはトレッドミル本体に床反力計測機能を持たせる必要があり、弊社ではフォースプレートを内蔵したトレッドミルとしてのニーズを有されているお客様にはベルト摩擦の影響を受けない垂直成分のみを計測するセンサを内蔵したトレッドミルを床反力計測トレッドミルとは別に簡易な製品として提案しています。
ベルトの摩擦の影響を受けずに床反力計測
歩行や走行を対象とした床反力の分析では、前後方向の床反力は重要な意味を持ちます。
フォースプレートを内蔵しただけのトレッドミルでは、計測される床反力の前後成分にベルトとフォースプレートとの間に生じる摩擦力が含まれてしまうため原理的に正しく測定できません。
株式会社メソンが提案するBERTEC社製床反力計測トレッドミルではベルトの摩擦の影響を受けずに全ての成分の床反力を計測できます。
免荷訓練とのベストマッチング
身体を上方に牽引することで体重の一部を抜重し、下肢に掛かる負担を減らして行う免荷訓練では、患側の下肢に掛かる負担をモニタしながら訓練を行うことが安全かつスマートです。
床反力計測トレッドミルは左右別に床反力を計測できるので、免荷による下肢に掛かる負担の軽減を観察・評価できます。
傾斜機構により斜面歩行中の床反力を計測できます。
オプションの傾斜モジュールを追加することで上りまたは下りの斜面歩行中の床反力の計測が可能です。
傾斜モジュールは着脱可能で事後追加にも対応しています。
ハンドレールに掛かる力の計測
オプション
床反力計測トレッドミルの豊富な経験に基づいた提案とサポート
弊社で床反力計測用トレッドミルの提案および納入後のサポートを行うのは、国内で床反力計測トレッドミルの提案および納入後のサポートを延べ20台以上・15年以上の経験を有した熟練者が行います。
弊社からご購入頂いたトレッドミルについてはベルト交換、力変換器の再校正、信号品質を向上を意図した独自の調整など経験と実績に基づいたサポートを提供します。
ベルトを止めた状態で床反力計として使用
床反力計測トレッドミルはベルトを止めた状態では左右分離型のフォースプレートとしてご使用頂けます。
オリジナルのソフトウェア
弊社では床反力計測トレッドミルに携わってきた経験に基づいた専用のプログラムを自社開発しています
- 単一のプログラムでベルト制御と床反力データの収集の操作
- 漸増(ランプ)または段階的(ステップ)に速度が変化する任意プロトコルによる制御
- ベルト速度の記録
- 床反力以外の筋電図等の各種のアナログ信号との同期収集
- ベルト速度のアナログ出力
- アナログ入力によるベルト制御
- 他の機器との計測開始または終了のタイミングを同期させたデータ収集
- 収集後のデータへのフィルタ処理
- 接地や離地、歩行中期などの歩行イベントの自動検出、歩行周期への正規化、周期波形から平均波形や標準偏差等の代表波形の取得
- ストライド長、ステップ長、ケーデンス、立脚期、遊脚期、両脚支持期などの歩行分析で代表的な歩行パラメータの算出
- 生体力学的モデリング、シミュレーションプログラムであるOpenSimで読込可能な形式でのファイル出力
お客様のニーズに応じた評価・訓練プログラムの開発
- 任意の測定項目をリアルタイムで効果的な方法で可視化・表示できます。
- 他の機器との計測開始または終了のタイミングを同期させたデータ収集
- 生体力学的モデリング、シミュレーションプログラムであるOpenSimで読込可能な形式でのファイル出力
カスタム制御の運用支援
BERTEC社製床反力計測トレッドミルは高性能なサーボモータを搭載しているので正確な速度設定だけでなくベルトの逆回転や急停止、急加速などの多彩な制御ができます。
弊社ではお客様のニーズに応じたカスタム制御についても承っています。
- 静止した状態のベルトに接地した瞬間にベルトを始動させスリップをシミュレート
- 歩行周期中の任意の位相またはタイミングでベルト速度を変化させる
- 事前に定義したプロトコル(経過時間に応じた速度を定義)制御
- ベルト速度を正弦波や余弦波、矩形波、鋸波状に変化させる
株式会社メソンは米国BERTEC社製品の国内正規代理店です。
弊社はフェアプライス(適正価格)での納入・サービス提供をモットーとしています。
豊富な経験と実績に基づいたサポートと併せてお客様にベストな提案をさせて頂きます。